『キミの声がきこえる』

 意外におもしろいアニメが多かった春季が終わりましたー
 なんか『ドルアーガの塔』が最終回めちゃアツかったらしいですね。
見ねば見ねば。




『キミの声がきこえる』
製作は‘AXL
2006年12月発売。

 ザックリ専用あらすじ。

−サクラチル・・・
 飯島直也は大学受験に見事失敗した。憧れのクラスメイト・久我島との夢のキャンパスライフは夢のまま。
 そして代わりに湧いてきたのは、腐れ縁・健太と政宗、そして風邪で同じく受験を失敗した桜たちとの予備校ライフだった。さらに、海外からは妹の美由紀が帰ってきたり、絶賛三浪中の桜花先輩が騒がしさに拍車をかけたり。
 さらにさらに、海外にいる親から「親戚の旅館を手伝え」という寝耳に水な指令。田舎に手伝いにいった直也は小さい頃結婚を誓った女の子・泉と再開する。
 好きなあの子と都会で過ごす?田舎で過ごす?それとも離ればなれ?あるいは・・・
 この1年は忘れられそうにない!

先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) ○17
 イラスト(/25) ○19
 システム(/15) ○11
 その他(/各7) 長さ5エロ6萌え6笑い6音楽5

 総評 75点


 ストーリー
 登場する全女性キャラにEDを用意したのはスゴイと思いました。まー、ファンディスク作んない会社だからねー。
 極端なBADENDは無いものの、田舎の旅館メンバー、予備校の仲間たちと疎遠になってしまうEDは辛いです。このゲーム、かなり友情がアツいので、友達失くすのがホント辛い。。。
 全11ED中、桜花EDが一番納得のいかなかったED。
 シナリオの前半から物語に大きくくい込んでくるキャラで、スタイルも抜群元気いっぱいの姉御・桜花にはもっと気合の入った個別ルートを用意してあげてほしかったデス。結局、「泉とすれ違いをおこした直也をNTR→友達からも見放される→でも2人で幸せ」という何とも寂しいストーリー。これが、他のルートで快活に走り回り、物語を盛り上げみんなの恋路を応援する桜花姉の末路かと思うと目からNaCl‐OHが・・・

 しかし、全体的なまとまりは決して悪くなくて、というか良くて、メインヒロイン・桜、泉、美由紀らのtrue EDからは達成感、爽快感が心地よいです。『CLANNAD』の様な感動も『G線』のようなサスペンスアクションもないですが、エロゲとして丁寧に纏め上げられた良質のシナリオと思います。


 イラスト
 AXLの画=瀬之本久史。
 イベントCGは細部まで綺麗に描き込まれているし、デフォルメも可愛すぎるで賞。
 もちろん枚数も豊富で、カットインも多彩。この人の画は、どーしてこんなに流麗なんでしょうね。ポスターにしたいNo.1です。
 ただ、やはり最近の画、具体的に言えば『恋楯』の画と比べてしまうと見劣り。
 『恋楯』の背景、イベントCG、立ち絵がこの『キミ声』を踏み台にして如何にレベルを上げたかが分かるんですよね。純粋な評点を出来ないのが悔やまれます。
 

 システム
 正直操作しにくかったところが多少。
 後でも言及しますが、声優陣がかなり頑張ってる作品なだけに「クリック後も台詞を続ける」設定は欲しかった。2006年の段階では開発されていた機能だと思うのですが。ログ確認も見にくくて操作も面倒でした。左クリックやキーの割り当ても不親切でしたし。(実際かなり叩かれたのでしょう。『恋楯』ではこれらは改善されました)
 一方、ゲーム性の構築という点では高く評価できます。
 選択肢を多彩に用意、シナリオも「桜ルート都会編」「泉ルート田舎編」「三つ巴ルート桜編」など色々楽しめます。
 加えて、この「選択肢」自体にユニークなものが多く、ついついセーブ&ロードを繰り返して全選択肢を確認してしまいます。中でも、「『頑固な』の意味を持つ英単語を選べ。」とかは、予備校を舞台にしたゲームっぽさが出てて、ホント良かったです。


 その他
 ストーリー・イラスト・システムと、いつになく真面目な文章を打たしてもらったんで、以下随所々々でハジけさせていただきマンボー戦哮。

 長さ
 各シナリオはしつこくなく短め。ただ、いかんせん数が多い。EDが11個あるってことはそれだけ選択肢も豊富にあるってコト。
 シナリオスキップがなかったら、CGコンプにはもっと時間かかってました(当社比1.7倍くらい?)。
 
 えろ
 エノいですね〜、えっろエロでしたよ〜、ぐへへへ。
 いやーもーナニがエノいって、画がエノい。音がエノい。妹、がっ!!!!!
 なんだあのけしからん舌は!?思わずしゃ(規制)くなるではないか!!??
 なんだあのパ(規制)のしわは!?ハイテナイよりも、当社比3億倍でえろエロじゃんか!!??
 なんだあの台詞のエロさは!?「直クンの(規制)(規制)(規制)(規制)(規制)って・・・ら、らめぇ・・・」


 ・・・ホントにらめなの・・・


 笑い
 『キミ声』の良心・美由紀(主人公の妹)以外は全員、お笑い芸人。
 途中まで、清純派まっしぐらの泉は、そーでもないかと思ってましたが、三つ巴ルートで才能開花。キャラなりしちゃってます。
 ひつじ的ツボは「名前を書くだけで通る試験に落ちた」マッスル健太。目下、九九を勉強中のようです(笑)

 萌え
 『キミ声』の萌神・美由紀(オレの妹)以外認めない。
 久しぶりに妹分(=全国のお兄ちゃんの動力源、アストラル、リーズンフォーライフ)を心行くまで頂かせて頂きました。 
 誰よりも長く直也と暮らしてきた美由紀、誰よりもずっと兄を思ってきた美由紀、それでも桜や泉と直也の恋愛を応援した美由紀、お兄ちゃんとのたくさんの思い出を決して忘れない美由紀、お兄ちゃんの洗濯物の匂いをこっそりクンクンする美由紀、プールサイドでじゃれついてくる美由紀、でも実は誘惑してるつもりの美由紀、お兄ちゃんの部屋で見つけたエロ本で勉強する美由紀、一生懸命にそれを実践してくれる美y・・キリがありません。




 作中、直也もボソッと言っていましたが、、、



「世の中、美由紀だらけだったらいいのに・・・」





 音楽

 ・・・今、一瞬「萌え」の項目を読み直して、自分の打った文章にヒいてしまいました。
オタクって怖いですね。(→楽しいケドね!びば☆

 
気を取り直して、音楽。
 BGMやOP・ED曲については可もなく不可もなく。
 相変わらずEDは3曲用意しているにもかかわらず記憶に残らないデスw

 むしろ『キミ声』で注目(注耳?)して欲しいのは『声』、CVです。
 AXLの声=青山ゆかり嬢・・・ですが、今回は他の錚錚たるCV陣の前に陰薄め。
 桐谷桜花のCV如月美琴さんがアドリブブースト全開。
 それにつられて、元祖アドリブ女王・松田理沙が開眼。 「あぁ、このゲームはヤっちゃっていいゲームなんだ!」と変に解釈したまきいずみが大暴走。
 恐ろしいくらい高性能なフェラチオバトルが繰り広げられます(それだけに早漏ヘタレ主人公にはカチンとくるワケで。)
 また、普通の会話シーンでもアドリブ祭り開催。こちらは、美琴姉さまご乱心!に加えて政宗CV空野太陽、健太CV犬野大輔らも超☆熱演。不用意にボイスをスキップすると、かなり損してしまう罠が仕掛けられてました。珍しく、ボイスをほとんど全て聞いてましたよ。
 いやぁ、このゲームのボイスレコーディング楽しかっただろーなー。


 総評
 脚本・原画・演出のバランスが素晴らしくかみ合った良作
 また、登場人物は個性的で魅力があるキャラクターが多く、かつそれを完全に演じきることのできる声優陣にも恵まれていました。
 総クリアにも然程時間はとられないですし、週末にやってしまえるボリューム。オススメですよー。

 ただ、プレイ後には「予備校に行きたくなるシンドローム」発症の可能性高。桜花サマ〜〜〜。
 用法・用量を守って楽しくプレイしましょう。






 追伸
 遂に『あかね色に染まる坂』(feng)のアニメ化が決定しました。
 当初から、アニメ化を狙ったような作りのゲームだったので、fengさんとしては悲願達成!といったところではないでしょうか。
 動く湊に会えるのはホント嬉しいのですが、PS2版に引き続き、どーーーーしても声優が気に喰わないです。
 平野綾とか、平野綾とか、平野綾とか・・・・・・おとなしくハルヒ演っときなさいって。
 PC版のCV水沢光(=遠山枝里子サマ)さんはぁ・・・最高でした・・・(遠くを見る目)・・・あぁ、サイコーでした・・・(遠くを(ry
 かむばっくぷりーーーず


 

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