『いつか、どこかで』

『空の軌跡』をプレイし終わったとき、猛烈に積みゲを処理しなきゃならない衝動に駆られてやったった。


 『いつか、どこかで あの雨音の記憶』
 製作は、今はなき‘BeF’
 2002年5月発売。



 あらすじ
上京後、リサーチ社に就職した袖山直斗。
彼の初仕事は、二度と戻る気のなかった、故郷への出張だった。
旅行雑誌用に観光地となりそうな土地を調査することが、その目的だった。
村を訪れた直斗に蘇る忌まわしい記憶と、夜の自分に訪れるある異変。
中学時代の級友は彼を温かく受け入れようとしてくれるが、彼女ほど彼は自分を信じられないでいた。


先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) ×5点 素材は悪くなかったのに
 イラスト(/25) ○15点 なかなかエロい
 システム(/15) △8点 なんかよくわからん機能が…
 その他(/各7) 長さ1 エロ4 萌え1 笑い5 音楽4

 総合 43点




ストーリー 

ぶっちゃけてしまえば、主人公の家庭は崩壊してしまっており、本人も夜間に勝手に人格交代が起こり徘徊してしまう問題を抱えています。
さらに、村の神社には若い巫女が2人いるだけで、なにやら謎が隠されている模様・・・

村ぐるみの隠し事なのか!?とか、
主人公の心の傷とどんな関係が!?とかと、クワクさせてくれたのですが、

 見 事 に 裏 切 ら れ ま し た ○刀乙

一応、作中で謎は解明されてますので別段投げっぱなしというわけではないのですが、
いや、しかしもうちょっとやる気出すというか、粘り腰で頑張ってほしかった感がパないです;

主人公の問題は、話の進展とともに雲散霧消。
神社の謎は、巫女2人のシナリオ以外ではノータッチ。


▲雰囲気のあるネタは仕込めていたはずなのに、そのあとがあっさりしすぎてて…

とくに、若干1名のルートに至ってはそんな設定すらなかったんじゃないかと錯覚してしまうほどに、仕込みを無視してます。(まぁ、その分エロ担当として頑張ってくれましたが;)

中学生に、小説書かせるとこんな感じですよね。
ほら、「設定だけ面白そうなの用意するけど、結局それ使わんのかいwww」みたいな。

というわけで、久しぶりの「ストーリー評価×」です。
・・・・・・ひょっとして『恋姫無双』以来じゃないでしょうか。


▲とはいえ、7年間直斗を待ち続けた杏子の言葉は、さすがに感動的でした。




イラスト 

厘京太朗が担当。
肉感のある絵で、なかなかエロいです。
しかし、なにより驚くのが、意外と立ち絵がコスチューム豊富という事実。
驚くほど短い時間の作品に、しっかりと場面に応じて服を用意していたこだわりは素晴らしかったです。
1枚絵は70枚強(差分抜き)ありましたが、黒駒で濁しているシーンも少なからずあったので
もったいなかったです。とくに、Hシーンで音声のみというのは致命的。


▲色鉛筆調の塗りにしている絵も。でもそれなら顔や髪も統一した塗りにすればよかったんじゃ・・・




システム 

時代的なこともありますので、使い勝手については深く言及しません。
ただ、使いにくいとだけ。

シナリオ分岐が、どこ行くシステムと会話選択肢で決定されます。
会話選択では「行動力」というゲージが存在し、特定の選択をするためにはこの値を消費する必要がありますが、

 こ の シ ス テ ム 不 必 要 で す 。

まったく活きてませんでした。
行動力不足に陥ることがまずないので笑゛

その他、プレイヤーはいつでも携帯を開いてアドレス帳を確認できます。
確認するだけで、『Steins;Gate』みたいに連絡とることはできません。
なんに使えばいいのか、理解に悩みます。


▲言葉を交わした瞬間に、名前はもちろん、趣味・好物・性格・家庭事情まで記されるアドレス帳。怖い。


ちなみに、パッケージ裏面に「難易度は低め」と書いていますが、パッチあてないかぎり攻略できないキャラがいるので難易度凶悪です。何周もして泣きかけました。
※修正パッチは現在、ウィルプラスの公式サイトより 製品サポート>「Willブランド 過去タイトルの修正ファイル」 で公開されています。




その他 

 ◆長さ
6時間。
前回、『end sleep』の短さをだいぶ叩きましたが、余裕でその上を行きました。
しかも、フルプライスとか・・・
もう知らん。


 ◆エロ
エロさはまずまず。
なかでも、智枝さんは主人公が宿泊する旅館の女将で未亡人という、なかなか王道のエロ担当。
ふむ。さすが。
ワントップの破壊力でした。
惜しむらくは、最後の喪服エロでは、もっと喪服ポイントを強調するべきでした。


 ◆萌え
なにそれ、おいしいの?


 ◆笑い
主人公の悩み(別人格)に対する扱いが適当すぎて、むしろ笑えた←


 ◆音楽
これもまずまず。
BGM、EDともによかったです。
特典として、本作品含めその他Bef作品のテーマソングが収録されたコレクションCDが同梱されているのが非常にお得。
そしてなにより
メインヒロインがcv青山ゆかりというそれなんてご褒美。





総 評 

設定活かす気ないだろゲーム。
やりようによっては、まだまだ面白くできただろうに、非常に残念な作品。
思いもかけないところで、青山ゆかりメインの作品に出合えたことはもはや運命としか言いようがない。
結婚したほうがいいのでしょうか。





=== === === === === ===
<雑記>

思いのほか早く、積みゲがひとつ消化されてしまったので、なにをやろうか模索中。
まだまだ積んでます。

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