『永遠のアセリア』

 夏の高校野球地区予選がひつじの地元でも始まりました。


 『永遠のアセリア』
 製作は‘ザウス【本醸造】’ (※ただし現在は名称を‘ザウス’に統一)
 2003年11月に『永遠のアセリア -The Spirit of Eternity Sword-』が18禁PCゲームとして発売される。その後、追加シナリオやPS2への移植、スピンオフ、続編など広い展開を見せ、2012年3月に『永遠のアセリア −この大地の果てで−』としてPSPプラットホームで発売された。

 ひつじはPC版、EXPANSIONとプレイ後、かなり年月をあけてPSP版をプレイしました。
PSP版をプレイしたのは最近といえど、かなり思い出補正が入ってしまうことは疑いないので、本作品のレビューに関しては採点不可とさせていただきます。
だから、レビューっていうよりも感想です。ほとんど。
 
 あらすじ
 妹と二人で暮らし、学園に通っていた高嶺悠人は、突如として異世界に召喚される。
そこは剣と魔法の世界。そしてスピリットという妖精たちを兵器に戦を繰り広げる世界。

   『永遠神剣』

第十位から第一位まで存在するという『永遠神剣』は所有者に絶大なる力を与える。
第四位「求め」の神剣を手にした悠人は、強力な戦争の道具としてみなされた。
スピリットとともに、スピリットを斬る日々に身を投じる中で、悠人は己と、神剣の意思との激しい葛藤に苛まれる。

そして、戦火が広がりを見せるにつれ、この異世界に悠人以外にも召喚された人間がいることを知り、さらにはこの世界自体の意思に抗う戦いに巻き込まれていく。


先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) −点 序盤の理不尽さから終盤の壮大さへの移行がまさにRPG
 イラスト(/25) −点 かなりクセあり
 システム(/15) −点 ADVとSLGパートからなる。
 その他(/各7) 長さ− エロ− 萌え− 笑い− 音楽−

 総合 −−点


 ストーリー
 プロローグ(異世界行くまで。)は、正直言って「あぁ、金と時間返せよ・・・」って言いたくなるクソゲー感満載です;
ですが、異世界に召喚され、戦闘が始まると、その辺の細かいこたぁどうでもよくなります。ま、戦闘面白いからいっか、みたいな(笑゛

 で、それで終わってしまえばただのシナリオクソゲに過ぎないのですが、素晴らしかったのは終盤からの盛り返し
立ち向かおうとしていた敵の強大さを知り、主人公含め登場人物たちが存在理由、戦う理由にぶちあたる展開が熱い、ないし感動的でした。

個人的に一番好きだったのは、
 EDの締め方ではアセリア。
 キャラクターではエスペリア。
 シナリオではオルファリル 
です。

また、本作の最大の見所はなんといっても作りこまれた設定。
『永遠神剣』の位階設定はもちろんのこと、聖ヨト語と呼ばれる異世界独自の言語を用いたのが秀逸。
召喚された当時の主人公(プレーヤー)は、もちろんその言葉を理解できず、文字通り「なにもわからぬまま」戦場に駆り出されることになる。
この主人公の気持ちとプレーヤーとのリンクに非常に大きな役割を果たしてくれているのではないかと思わされます。
(ちなみに、聖ヨト語の言語体系についてはSpecialEditionについていくる設定資料集に詳しく書かれています。)


 イラスト
 キャラデザ・人丸。
かなり特徴あるイラスト。
しかし、勢いと迫力のあるイラストで、ファンタジーの世界にうまくマッチしています。
制作期間が長かったり、これまでに多くの追加シナリオ・CGがあったりしたせいで、
ものによってはかなり毛色の違うCGになっています。
 

 システム
 シュミレーションRPG様システム。
ADVパートでは選択肢が出現、ヒロインとのフラグや、マインド(戦闘・フラグに関与する)値を左右します。
SLGパートでは、すごろくのようなマップを自陣と敵陣が交互に移動し、戦略性をもって戦闘を楽しめます。
レベルアップやスキルの習得、スピリットのカラーと戦闘ロール、独特な被与ダメ計算式などが高く評価され、多くのファンを生み出した名システム。。。といっても過言じゃないはず;

 全シナリオを回収するためにはかなりの周回プレイを求められるため、相当時間が浪費されるのだが、一度はまってしまうと赤スピリット無双の快感を忘れられなくなること間違いなし(笑゛

 秀逸なのは演出面も。
 SLGパートの間にADVパートを折り込むことで、たくみにゲームテンポをコントロール、退屈になりにくいように工夫が凝らされています。(さすがに終始退屈せず、というわけには行きませんでしたが;)
 戦闘シーンにおいても、最上位技にはカットインCGが入り、テンションあがります。
また、なんといってもラスボス戦における最大瞬間風速はエロゲ史に残る凄まじさ
長い時間かけて、プレイしてきた苦労が報われる1戦といえる演出でした。


その他
 長さ
 超長時間。
ちなみに、ひつじのPSP版は現在、プレイ総時間166時間。
まだ、終わる気はありません←
 これがこのゲーム最大の難点かもしれません。
√回収のために周回せねばならず、そのたびに全戦闘を繰り返す必要があるので、単純に、時間がかかる
 ですが、せめてアセリアルートだけでもやっておいて欲しいと思うのが、『聖なるかな』をプレイした人の台詞。

 エロ
 PC版ではかなりエロかった。
イラストもそうですが、触手とか音とか、なかなかこだわりが感じられます。
 また、本作は近年稀な「エロ」と「シナリオ」が切り離せない関係になっている「よくできたエロゲ」です。最近の萌えゲにある、とってつけたようなエロとは訳がちがうのが、非常に素晴らしいところ。
 ただ、それだけにコンシューマ版ではかなり違和感。
というか、無理矢理ぶったぎった感のあるシーンもままあったので、そこんとこもうちょっとどうにかならんかったのかいと・・・;

 燃え
 最終戦、燃え上がります。
あと、主人公キャラのバランスの良さとかも大好き。
やっぱり主人公機はこうでなくっちゃという手本のようです。

 笑い
 微妙。
当時も上滑りしてたように記憶してますし、時を経た今やってみてもやっぱり;

 音楽
 最高ッッ!!!!
OP、BGM、ED、cvのいずれをとってもハイレベル。
とくに、OP「永遠のアセリア」、ED「この大地の果てで」はまさにゲームの始まりと終わりを飾るに相応しい歌詞、メロディです。
また、それぞれのOPムービー、EDスタッフロールも秀逸で、もうあれだ。
 言葉がねぇよ!!


 総 評
 ひつじにとって忘れられないゲーム。
イラストの好き嫌いやプレイ時間が長すぎる等の問題はありますが、
キャラを育てていく楽しさ、育ちきったキャラで敵ザコを蹴散らす快感に酔いしれたものです。
最新版は、今もひつじがプレイしているPSP版ですが、このゲームはぜひともエロがカットされていないPC版でプレイしていただきたいです。
 いつもの書き方だと、オススメ秀作〜名作といったところでしょうか(笑)






 ◆◇雑記◇◆
『レッツ☆ラグーン』の2巻買いにとらへいったら売り切れてたでござる(:ω;)

コメント
オーラフォトンブレイク!!(挨拶)
アセリア系列の一番の問題点だよな>時間がかかる
俺はやってないけど、同じスタッフが天空のユミナってのを作ってて、評判良かったからオススメしとく
  • 土地
  • 2012/07/16 11:53 PM
PS2でも出てましたね。
というか、厳密に言えばPSP版はPS2版の移植です。
もっとも、PS2版はディスクアクセスが多すぎてテンポが著しく悪くなる欠点がありました。
例を挙げれば、戦闘シーンで声が入るとアクセスが入り画面やエフェクトが一瞬止まるなどです。
これらはPSP版では解消されてるんでしょうかね?
  • 通りすがり
  • 2012/07/17 1:59 AM
>土地 さん
大丈夫。オーレフォトンブレイクに修正されていました(挨拶)
プレイ時間は、なるかなよりはマシですが、やはり長いです;
天空のユミナですか・・・また積んでおこうと思います。
そして土地さんもプレイするよろし(´・ω・)つ

>通りすがり さん
そうですね、PS2版に申し訳程度の追加CGを足しただけの移植版みたいです;
ただ、データインストールさえ済ませれば、ロード等はかなり快適に行えるようになります。
音声の読み込みもスムーズにできるので、止まるということはまずないですね。
その点は、かなり評価されると思います。
ただ、それだけに聖なるかなPSPは・・・・・・はぁ;

  • ひつじ
  • 2012/07/18 10:02 AM
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