『オレは少女漫画家』

 PSPはギャルゲをやるために買いました。


 『オレは少女漫画家』
 製作は‘Giza10
 2012年2月発売。
 May-Be SOFTのコンシューマブランドGiza10デビュー作。
 
 あらすじ
 オレ・神尾賢二はプロの少女漫画家。
伊集院アリスというペンネームのもと、かつては大ヒット作品を連載していた超売れっ子漫画家だった。しかし、最近は打ち切りを連発してばかりで鳴かず飛ばず。
高校の同級生であり、現在進行形で売れっ子のアイドル少女漫画家・秋月凛菜の活躍っぷりを見るにつけて、自分の不人気さが気になる毎日。
 そんな中、担当編集者であり姉でもある千佳から提案された起死回生のアイデアは、
「あんたを“天才美少女漫画家”として売り出すのよ!!」
突然の無茶ブリに困惑する賢二だが、その女装姿は案外サマになっていたもんだから、人気が爆発して、、、

性別年齢を超えて愛される漫画「全人漫画」を目指す賢二の戦いは始まったばかりだ!
伊集院アリス先生の次回作にご期待ください。


先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) ○18点 名台詞、名シーンも多かった
 イラスト(/25) ○16点 量少なめ
 システム(/15) △9点 表紙デザインシステムとはなんだったのか
 その他(/各7) 長さ6 エロ3 燃え7 笑い6 音楽4

 総合 69点


 ストーリー
 シナリオはもちろん箒星。
すごくMay-Beらしいシナリオだったと思います。
ボケとツッコミの激しい応酬、理不尽で強引な展開、意外としっかりした個別、それでいて驚くほどわかりやすいハッピーエンド。
実にMay-Beでした笑゛
ですので、個人的には非常に好きです。
ただ、今回は(初の)コンシューマ作品ということで、これまでのMay-Be作品に触れたことが無いプレイヤーも比較的多かったかと思われます。
その中でこのノリについて来れる・・・というか置いてけぼりにされるおもしろさを楽しめるプレイヤーがどれだけいるかというのが、評価の分かれ目になってしまうと思います。
過去作品を知る多くのプレイヤーは及第点以上の満足でしょうが、それ以外となると・・・やはりとっつきにくかったのではないでしょうか;


▲爆発もMay-Beの重要要素。普通死にますけどね;

長くなりましたが、物語自体について。
正直言って、ヒスイ、ハルカ√が全く印象に無いです。
特にヒスイはキャラ立ち、ポジショニングがいいだけに、かなりの損失。
もったいないの一言。
逆に、千佳、楓、凛菜√はいずれも良かったです。
漫画ってなにか、漫画家ってなにか。
全力でやりたいことをやっているか、自分に嘘をついていないか。
それぞれの√でキャラの背景に沿った問題提起がありおもしろかったです。
とくに凛菜√はセンターヒロインだけあって、力入ってました。
(以下、ネタバレ飯店)
「好きなことの真ん中にいて何が悪い!!」
「自分を勘定に入れない漫画家なんて――――おこがましいよ。」
「・・・私は、この右手で嘘をつく」

とかの台詞にはシビれましたね。


▲仲間のアツさが感じられる、ひつじ好みのシナリオでした。


 イラスト
 原画はもちろんあかざ。
安定の立ち絵、ムチムチ感のある1枚絵には安心してムハムハできます。
 また、カメムシを見るような見下した目つき→こんな(エ △ エ) 表情を初めとして
コミカルな表情変化も楽しめました。
 惜しむらくはやはりCG枚数。
上の「ちゅどーーん!」みたいなネタ絵を含めて99枚(差分抜き)というのはちょっと寂しい。
特に、あ、ここで一枚絵欲しかったなっていうポイントもあったので、やはり残念か。
 打ち上げ乾ー杯!のシーンで使ったような、おもしろい構図もあったので、そのあたりは好評価。


フェバナナに目がいきがちですが、ひつじ的にはムチっとしてる太ももが◎


 システム
 自分でPSP買ってプレイするの初めてなのでよくわかんないですが、どうやらこのゲームは大変ローディングが速いらしいです(伝聞);
 操作面でも、まずまず良かったんではないでしょうか。(←PSPであんまゲームしないからよくわからないのです;)

 ただしゲーム性に難アリ。
いわゆる選択肢というのはなく、何度かの場面転換においてヒロインを指定することでシナリオが分岐していきます。要するに、坦々と狙いのヒロインを選び続けるだけ。
 また、表紙デザインシステムというのがあり、主人公の読みきり作品や連載作品のタイトル、表紙デザインなどを自分で決定できるのですが・・・・・・これが激しくどうでもいい。
どんなタイトル、デザインにしようとも物語進行には一切関係なく、なんなら表紙真っ白にしようとも、タイトルを「くそ☆みそテクニック」にしようともつつがなく進んで行ってしまいます。一応、デザインが週刊誌の表紙になったり、広告塔になったりしてプレイ画面を盛り上げようとはするのですが、それも週刊誌の表紙が毎週同じ作品のそれも同じ絵というので不自然極まりなく、激しく違和感。正直、このシステムは未完成どころか失敗としか言いようがありません。
 用語解説の「ボキャ典」は、その半ばヤケクソ気味な解説がおもしろくて良かったです。ていうかこっちは普通に笑えた。


 その他
 長さ
 今回時計見るの忘れてたのですが、大体18〜20時間くらいかと。
ほぼダレることなくテンポ良くすすめましたし、個別もメリハリが効いていました。
コンシューマにしては短い、、、かも知れませんが(笑;

 エロ
 CERO D(17歳以上対象)でもここまで厳しいのか、コンシューマって;
もうホント、徹底的に隠されました。いや、ナニがかは言いませんが;
 それでも服の上からでもわかるムチムチ感は素晴らしいですなハァハァ
ってゆーか、なんでこのゲーム、エロゲにしなかったのさ!?(:д;)

 燃え
 熱くなれよおぉぉ!!
 どうしてそこでやめるんだ、そこで!!
 ずっとやってみろ!必ず目標を達成できる!
 ダメダメダメダメダメ!諦めたらっ!!
 諦めんなよ・・・・・・諦めんな俺ぇぇぇぇ!!
 熱くなれよおぉぉ!!!!

 笑い
 コンシューマブランドを立ち上げたというのに、新規顧客開拓する気が一向に感じられないほどの過去作品パロディの暴風雨ェ・・・
いや、まぁその自由さが「らしくて」いいんですけどね。
 パロ以外にも、、、とゆーか存在自体がパロのような勝丘十三や、毒舌のヒスイなど、普通に面白かったです。笑えます。

 音楽
 曲数はかなり少ないのですが、要所要所で効果的に使われていて印象に強く残っています。
てゆーか、十三のテーマはなんなのさwwwあの変な民俗音楽www
 あと、May-Beお得意の声優陣使いまわしも健在。(といっても今回は一人二役が2名あるだけですが)
いや、それにしても副編集長とキモいおっさんが一緒ってのには驚かされました(←


 総 評
 なんでエロゲにしなかったし、なゲーム。
どう考えてもエロゲ向き。May-BeならここでH入るだろ、常考・・・っていうシーンが
腐るほどあります。
結局どっちの形態の方が売れたかなんてのはタラレバになってしまいますが、このキャラクターたちでHシーンが見たかったというのは譲れない心情。
 Giza10はこれからも作品を出し続けていくのかどうか、社内会議で紛糾してほしいところ笑





 ◆◇次のレビューは◇◆
『永遠のアセリア』になる予定です。
昔やったことあるゲームなので初プレイ時の感動からは程遠いですが、
PSP版買っちゃいましたので仕方がないです←

いつになるかは未定ですが。

コメント
お久さ
最近グリザイアやって、面白かったからオススメしとく
  • 土地
  • 2012/03/27 6:29 PM
>土地 さん

お久しぶりです。
グリザイアは体験版やったとき、買おうか買うまいか死ぬほど悩んだんですが、お金なくてやめちゃってたんですよね;
でも土地さんのオススメは鉄板なので、やっぱりこれもおさえとくべきか・・・笑゛
  • ひつじ
  • 2012/03/28 9:35 PM
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