『秋風ぱーそなる』

 マリカーやりすぎです、この管理人・・・


 『秋風ぱーそなる +俺と僕と彼女の○○+』
 製作は‘LilacSoft
 2011年8月発売。
 体験版プレイ時の感想はこちら
 あらすじ
 「ひでと」と「シュウト」。
松尾秀人の体には2人の人格が宿っている。
生まれつきではない。5年前のある出来事をきっかけにこうなってしまった。
 ただ、松尾秀人はその出来事を覚えていない。それどころか、5年以前のことはほとんど記憶になかった。
 松尾秀人の最古の記憶は、ある女の子との約束の記憶。5年前の記憶。

 だからといって辛い毎日なわけじゃない。
悪友、幼馴染、後輩、妹etc. 楽しい面子に囲まれて、賑やかな学園生活を送っている。
 さらに、5年ぶりにこの町に彼女が帰ってくることになり、秀人の学園生活は一層盛り上がることになる。
 その「彼女」は、秀人にとってとても大切な友達で、幼馴染で、そして・・・


先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) ○14点 全てのヒロインが活きたシナリオ
 イラスト(/25) ○13点 良い絵もあるけど・・・
 システム(/15) ○11点 クリア後のおまけがちょっとうれしい
 その他(/各7) 長さ2 エロ3 萌え5 笑い3 音楽6

 総合 57点


 ストーリー
 まず問いたい。

本当にLilacSoftのゲームか??

  笑゛
前作、前々作と違いすぎる雰囲気に戸惑ったのはひつじだけでないはず;
びっくするほど、よくある学園ドタバタ恋愛モノ。
3作目に、まさか、世間的に直球(メーカー的に変化球)で来るとは(笑゛

 さて、物語を追います。
話の落とし所は基本的にどのルートでも、主人公(松尾秀人)が自分の中の2つの人格にどう折り合いをつけるか、という所になっています。
その最終的な答えに多少変化はあるものの、どのヒロインともハッピーなエンドは迎えられます。
また、どのヒロインもきちんと主題に絡んでいるのが好感。(香織嬢に若干のハブられ感はありますが;

 ひつじ的には聖歌ルートが一番楽しめました。
告白→付き合うまでのくだり、その後の妹・紅葉や亜弥ちんの反応などかなりお気に。
話自体も、王道を踏まえつつ本作独自のアレンジが効いていると思います。

 一方で問題点も。
・学園舞台の割に登場人物が少なすぎる。
  もっと脇役やモブがいた方がいい。
  主人公の仲間内で完結してしまっている感が強く、すこし寂しかった。
・盛り上がり(白熱、感動など)が足りない。
  体育祭や文化祭などのイベント描写がイマイチ楽しそうに伝わってこない。
  メインウェポンの「感動」が、弱い。(仲間との絆描写が少ないから?)
などなど。

 「二重人格主人公!?」と銘打った作品だけに、それにちなんだ話や伏線の回収には大いに期待がかかって当然。その部分で、本筋はもちろんのこと、わき道も掘り下げてもう少し魅せて欲しかったですね。


 イラスト
 原画は毎度おなじみその吉。とゆきねこ。
絵柄の差は、「わかる」程度。気にはならないかと。
 イベントCG枚数は、差分なしで80枚弱と少ないです。
テキストの量がそもそも少ないですが、それにイラスト量も比例する必要って・・・;
特徴のある絵ですが、基本的に線細めのキャラが多く繊細に見えます。
 ただ、なんか知らんがエロい絵がエロくないのは致命的(→エロの項目で。


▲イベントCGは丁寧なのが多く、綺麗。ただ、CG毎の安定感を大きく欠く。


 システム
 一般的操作環境レベル。
プレイ中にセーブ・ロードを行う際、2回以上クリックが必要なのが面倒。
 クリア後のおまけとして、「公式配布されていたあれこれ」が閲覧・鑑賞できるのはユーザーとして嬉しいサービス。特に個人的は、ついぴくが◎

 ・・・あ・・・ゲーム性についてですが・・・
前作『Re:Seven』で、分岐がやや難しいと言いましたが、、ええ、確かに言いましたが・・・ ・・・今回は極端に簡単でした
正味、1箇所の選択肢で(ほぼ)全部決まってんじゃね?と思えてしまう程に。うん、てか多分そう;
さすがに、もう少し遊びは欲しいです。せめて、亜弥ちんと聖歌の分岐ぐらいのゲーム性が最低ラインかと。
あと、誤字脱字。
 演出強化パッチについては・・・すみません。当方、クソスペックのため使用してません;


 その他
 長さ
・・・・・・あれ?10時間かかってないんじゃね?
もう少し引っ張るか膨らますか出来んものか・・・

 エロ
 うーーん・・・
テキストの方は普通のエロさなんですが、絵の方に難ありでしょうか。
塗り方のせいか、キャラの肌がのっぺりとして映り、肉感無く見えます。
こーゆのは、アトリエかぐやとかアリスとか老舗がやっぱ巧いなって感じますね。

 萌え
 紅葉。
 紅葉。
 紅葉。

▲紅葉(実妹)。

 笑い
もともと、アクセル全開ブレーキ全壊な感じの笑いをとるメーカーではないので、
そもそも、学園ドタバタモノをやろうって時点からして土台不利;
まぁ、そういう点を考慮すると頑張ったのかなー、とも感じますが、やっぱノリ重視系のボケの弱さは目立つ。ミスターツッコミが上滑りしているのを見るのは結構痛かった。
やっぱり、ボケとして生きてるのは七海・光輝の天然や天然ブラックネタか。
 
 音楽
 相変わらず素晴らしいBGMと主題歌。
物語の雰囲気を引き立てるだけにとどまらず、場面の空気を作り出せるBGMが多かったです。
これに関しては前作『Re:Seven』同様、非常に冴え渡っています。 
そして、前作『Re:Seven』同様、cvの方はもう少し頑張ってほしかったです笑;


 総 評
 登場人物とボリュームとイラストと笑いとエロさと妹ルートが足りないゲーム。
いろいろ足りてないじゃないかwww
全てをぶち壊すほどの大失敗がある本作ではありませんが、決定打に欠ける作品でもあります。
(前作と比べてばかりで悪いですが)やはり舞台設定が光った『Re:Seven』と比べて、今回の「二重人格」というのは少々弱かったように思います。
 ワゴンで1980円なら、あり。




=== === === === === ===
<雑記>

 前回レビュー(『こみっくパーティ』)から4ヶ月以上。前回更新から10日。
どんだけサボんねん、この駄羊は;
 ゆっくりゆっくり動いてるので立ち止まってるワケじゃないんですが・・・
む〜ん、今年中にせめてもう1作はやりたいですが・・・はて?

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