『Ever17 〜the out of infinity〜』

 自分の記憶を消したい。

そしてもう一度このゲームをしたい。

=== === === === ===
(2010/4/14 22:15 追記)

レビューを一部編集しました。

(2010/4/15 0:22 追記)

感想(ネタバレあり)の記事アップにつき、記事内にリンクを追加しました。

=== === === === ===

◆ネタバレありの感想はこちら
 未プレイ者は絶対に見ないでください。


 

 『Ever17 〜the out of infinity〜』
製作は‘KID’ (ただし、現運営はサイバーフロント
2002年8月発売。『Never7』に続く、「infinityシリーズ」第2弾。
CGやイベントが追加された「Premium Edition」が2003年5月に発売。
プラットフォームはDC、PS2、Win、PSP。

 あらすじ
「天国はどこにある?
 空の上と、あなたの足元に・・・」
 水深51mの海底に作られた海洋テーマパーク「LeMU」。
天国、楽園と称されたテーマパークだが、5月のGW真っ只中に突然の事故で浸水、数名が中に取り残されることとなった。
出入り口は水で閉ざされ、建物自体も圧壊まで時間がない。
彼らは、救助がくるまで協力し合って待つことに決めるが、時間とともに謎と疑念が浮かび始める。
疑心は新たな疑心を呼び、そして時刻は「LeMU」の圧壊推定時刻を迎える・・・


※ 本レビューは、PS2廉価版(恋愛ゲームセレクション)でプレイした感想をもとに起こしました。

先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) ◎23点 序盤がダルい
 イラスト(/25) ○14点 原画は良い 
 システム(/15) ◎15点 絶対にアニメ化できないww
 その他(/各7) 長さ4 エロ1 萌え2 笑い3 音楽6

 総合 68点


 ストーリー
 感動は『CLANNAD』に及ばず、熱血は『マブラブ オルタ』に及ばず。
ですが、他のどんなゲームもこのゲームには及ばないものがあります。
 それは、「答え」。
登場人物たちが抱く謎に対する「答え」、プレイヤーが感じる違和感と疑念に対する「答え」、そして作中に張りめぐらされた全ての伏線に対する「答え」。
 『BALDR SKY』が点と点が結ばれてやがて1本の線になるシナリオだとすれば、『Ever17』はジグソーパズル。いくつかのピースはカチリカチリと嵌っていくのですが、そもそも全体の絵がなんなのか、どれくらいの大きさなのかが検討がつかない。最後の1カケラまで、一番肝心のピースが出てこない、凶悪なシナリオでしたね。。。
 パズルを完成させたプレイヤーだけが知ることの出来る「答え」には、誰しも震えを抑えきれません。


 ・・・ダメだ、このゲームほどネタバレ要素なく話すことができないゲームはないです(:д;
 また別でネタバレ感想を書こうと思います。

 キャラクターも非常に良かったですね。ゲーム開始時は空以外みんな嫌いだったのですが、一人攻略するごとにドツボにはまっていってしまいました。どのキャラも最高のヒロイン、主人公です。


 イラスト
 キャラ絵自体は好きなのですが、1枚絵が今ひとつでした。
やや荒れも目に付きますが、それよりは絵に動きが感じられないことが寂しかったです。(差分どうこうの話ではなく、絵それ自体から伝わってくる雰囲気の問題。)
 浸水シーンで挿入されるムービー(もどき)については・・・いや、何も言うまい(^^; 昔のグラフィックなんてこんなものですよね。。。
 枚数はそれなりにありますが、全体的に印象が薄いです。キャラ自体のインパクトは十分だったので、やはりもっと活き活きした絵を見たかったです。


 システム 
 神。
こんなのよく思いつくな、と・・・
 『最果てのイマ』でも相当な衝撃を受けましたが、今回はその上を遥かにいきます。
単に、テキストを読んで、選択肢を選んで、ヒロインごとのEDを見るだけのゲームでは決してありません。
「このゲームはゲームだからできる。」
 本当にスゴい。
あ、操作の方も快適でした。


 その他
 長さ
 攻略だけなら40時間前後かと。
序盤がちょっとメンドイというか、冗長な印象をうけてしまうのですが、進行上致し方ないところ。中盤以降は製作者の術中に嵌ってしまうので、時間の長さは気にならなかったですね。
 ちなみに、シナリオ既読率、選択肢踏破率が表示されるので、これをともに100%にしようとすると・・・鬼畜ゲームになります。
ひつじのデータは99時間59分でカンスト。おそらく110時間ぐらいかかりました( ´・ω・`)


 エロ
 ほぼなし。

 萌え
 基本なし。
空とつぐみとチャミ。特にチャミ萌え(^^;

 笑い
 『Never7』と一緒でちょこちょこと笑いポイントは挟まれてますが、そんなに・・・ですね(^^;
でも、プレイしてる内にこの微妙な笑いのセンスにも慣れてくるといいますかwwこのゲームの雰囲気の一部と思えるようになってくるんですよね。

 音楽
 OP曲「LeMU〜遥かなるレムリア大陸〜」(歌:KAORI)の出来が半端ない。他のBGMも良いですが、クリア後に初めてOPをフルコーラスで聴いた時の感慨や震えといったら。。。
※ただし、未プレイ者は動画サイトなどで見ないで下さい。ネタバレが飛び交ってます;
 声優陣も概ね良かったです。植田佳奈(松永沙羅役)の演技が良かったのがなんとなくシャクでしたwwwそうそう、主人公(倉成武)の声は保志総一朗なのですが・・・まさかそれすらも伏線だったなんて。。。


 総 評
 「プレイしなければ良かった。
  プレイしなければ、何も知らずにもう一度このゲームをプレイできたのに。」ゲーム。

 評判に違わない、圧巻のシナリオでした。言葉多く綴れないのがすごく口惜しい・・・
 少なくとも恋愛アドベンチャーではありません。目的がヒロイン攻略にありませんから。
 このゲーム、万人にオススメしたいです。
 是非プレイして、見事に騙されてください。



 本ッッッッ当におもしろかった!!!!!!!!




◆感想(ネタバレあり)はこちらです。



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