聖なるかな -The Spirit of Eternity Sword 2-


 最近プレイしたギャルゲ。

 『聖なるかな -The Spirit of Eternity Sword 2-』
 製作は‘Xuse

 アレなあらすじ。
 普通の高校生だった世刻望(せときのぞむ)とその幼馴染・永峰希美(ながみねのぞみ)は、自分たちの全く図り知らぬ内に、学校ごと異世界に飛ばされる。古神の転生体である証・神剣を手に、彼らは「元の世界」に還るための戦いを始める・・・

 日常→異世界へ→その世界の戦争へ→その黒幕へ・・・
ってゆー、まぁよくあるパターンですね。

 この『聖なるかな』は、2003年に同社より発売された『永遠のアセリア -The Spirit of Eternity Sword-』の続編。同作より「永遠神剣物語第2章」という位置づけらしい。(←Wiki参照)
 世界観や戦闘システムについては、→Wiki参照。


 イラストは△
 作画レベルは前作がLv.10くらいだとしたら、今回はLv.30オーバー。バラモス程度なら難なくシバけるでしょう。
 ただ、、、飽きる。
 あまりに、どいつもこいつもおんなじ味の顔をしているもんだから、見てたらその内飽きてきます。かなり早い段階で。
 
 「異世界」を表現するために、背景は手の込んだ仕上がりになってますが、、、それに反比例よろしく、枚数が少なくなってます。だからなのか、印象も薄い。背景だけなら、AXLの『恋楯』のほうが、圧倒的じゃないかぁぁぁぁ!!です。
 
 また、戦闘シーンのグラフィックにも難あり。
前作からイラスト力が大幅に↑↑したにも関わらず、戦闘グラフィックにはさ程成長が見られず。3頭身キャラのドットの荒さはお家芸ですか?

 本作、イラストに関しては、自分たちの画力を扱いきれていない感が漂っていました。決して、悪い絵を描いているわけではないのに、完全に御自害なされていらっしゃいます。本当におつかれさまでした。

−追記(2008/12/24)−
 プレイ直後は「期待を超える出w来w映wえw」に苛立ち、かなり酷評しましたが今になって振り返ればここまで叩かんでもいいだろ; ・・・と思います。
 改めて評価して、イラストは ○(25点中15点。)


 ストーリーは×
 どうにかして△にしようと、良かったところを思い出そうと努力しましたが、無理でした。
 前作をばLv.15程度とみるなら、今作はLv.2。ドラキーだって脅威です。
 「パパス!早く助けてあげて」
なレヴェール。
 
 要するにクソシナリオの教科書。
 ・前フリが長い(お家芸)
 ・伏線が遠い、印象薄い(お家g)
 ・主人公が、天然ジゴロすぎ(by三千院家のメイド)
 ・え、お前らなんで戦ってんの(動機不明)
 ・え、お前なんで仲間にいてんの(動機不明2)
 ・ってか仲間多すぎ(総勢14人)
まだまだありますが、なによりも最大の失策は「前作にひきづられた」こと。
 これは、ストーリーに関してだけではなく、全体にいえることなので、あとに回します。

−追記(2008/12/24)−
 これも、叩きすぎ(笑)
 確かに面白くはなかったですが、あまりにも感情的なwww
 筆者は、プレイ直後ということで気が立っていた様子です ;
 改めて評価して、ストーリーは △(25点中9点。)



 システムは△
 書きながら、このゲームいいところないなぁ・・・とつくづく。
 これも問題の宝物庫。
とりあえず、他ウィンドウのバックグラウンドでプレイできない点が最悪。2周目以降とか、他の作業しながらプレイせんと暇でしゃーないってのに。
ADVパートのシステムにも、いろいろありましたが、この際細かいことは無視します。

 問題はSRPGパート。
 前作になかったシステムを多く取り入れてます。おそらく、前作プレイヤーから要望の声があったのでしょう。
 よって、賛否は分かれると思いますが、揺るぎない事実として、進行が遅くなりました。戦術の幅が広がったがために、ロードの時間を要し、各個の戦闘をスキップできなくなりました。『ブレイブサーガ』な感じです。(あれは戦術すらないか。)
 前作よりは、戦略にも幅が生まれましたが、赤子に毛が生えた程度のものです。
 
 個人的な意見としては、思いっきり×ですが、プレイヤーの要望に応えようとした点を評価して△。
  

 笑い、萌えetc.その他について
 1周目は50〜60時間要しました。また、システム面でも書きましたが、戦闘システム上2周目以降も時間がかかるので、コンプリートには150時間くらいかかるのではないでしょうか。
 ご購入・プレイの際は、計画的に。

 「笑い」は、たまにクスッ、な程度。
 「萌え」はユーフォリア。以上。

 「エロ」は×。2匹目のドジョウ(コンシューマ機移植)を狙ってるのがよくわかるエロの扱い。前作にあった凌辱も、ロリ系触手も、全米を泣かせたエロいフェラ音も、コンシューマ機には必要ないですものね。

 本当におつかれさまです。

 「音全般」は×
 OP、EDともに印象うすく、BGMも特に。
 唯一、前作主題歌のアレンジが流れて、これは中々格好いいですが、所詮過去の遺産。
 CVも、声優さんの特徴を殺す配役で、首斜め90°もの。



 総 評
 正直、褒められる点がありません。
 『永遠のアセリア』のやり込み属性を引き継ぎ、不評だった箇所を改善し、描かれなかった側面を舞台にする…
 これらの実現を目指した『聖なるかな』は、「前作からの世界感の継承」を売りにしていたのに、気付けば自分の首を絞める縄にしていました。このことは、今でこそ考え及ぶに易いですが、あの『永遠のアセリア』の続編という単語を盲目的に信じ、多大なる期待をかけたのは製作側だけでなくプレイヤー達もでした。

 そして、この期待は見事に裏目に爆発し、一層の不満の連鎖にはまっていったのでしょう。

 悪かったのは、オーバーフローした製作側と期待しすぎたプレイヤー側、双方でしょう。そういった意味で、とても可哀想なゲームと言えるかも知れませんね。可能性は秘めていたのに・・・

 ま、なんにしてもおそらく『聖なるかな』は「永遠神剣物語第2章」ではなく、「永遠神剣物語最終章」になるでしょう。

 本当にありがとうございました。

 
 総評は35点です。

−追記(2008/12/24)−
 修正後の総評は、41点。
内訳は、ストーリー9/25、イラスト15/25、システム5/15、その他12/35。
 本当にありが(ryなゲームですが、『永遠のアセリア』プレイヤーなら踏んでおくべき地雷かと(←どんな説明だw


 

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