『コンチェルトノート』

 最近ゲームの攻略速度がとんと下がってしまっています。
今年度入ってからはほとんど月イチペース。。。
 週イチで処理できていた頃が懐かしいです。
でわ、なんとか間に合った11月は2本目のレビュー。
  


『コンチェルトノート』
製作は‘あっぷりけ
2008年10月発売。

あらすじ
 街を歩けば不良にからまれ、電車に乗れば痴漢扱い、家に帰ってみればポケットから鍵がなくなっている・・・倉上進矢の不幸体質は、もはや常人では考え及ばないレベルだった。
 いつもどおりの不幸に見舞われての長期入院の後、進矢は旧き故郷へと引っ越すことになる。
かつての幼馴染・神凪莉都(かんなぎりと)が手引きしてくれたらしい。
 新しい環境、懐かしい友人、賑やかなクラスメイトたち。
「疫病神」とまで周囲から言われていた時期を思えば、なんと今の生活の幸運なことか。
 しかし、引越してから数日した夜、一人の少女に告げられる
「おぬし、今のままだと10日ほどで死ぬぞ。」 
 手のひらほどの大きさのその子は、運気の流れを司る神霊だという。
そして、進矢に多大な「運」を貸している、と。進矢は10日以内にその「運の負債」を返すために、町中の不幸を集めようと奔走し、莉都はじめ学校の面々もこれに加わる。

 成長と絆を描く学園純愛ADV・・・らしいです;

先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) ◎20点 全体として上手いまとまり
 イラスト(/25) ○11点 背景に負けとるがな 
 システム(/15) ◎13点  あとはアイテム活用
 その他(/各7) 長さ7 エロ1 萌え2 笑い4 音楽4

 総合 62点


 ストーリー
 序盤から「莉都ゲー」気配がぷんぷんしており、「一番に莉都を攻略したらダメ or 攻略できない」と見極め他のヒロイン(4人)から攻略。
 ま、実際その読みは当っていたのですが、想像以上だったのがその偏らせ方。他4人のシナリオは全て莉都ルートへの布石かそれ以下でしかなく、物語の本筋は8割がた莉都シナリオに含まれてました。
 なので、他4人をプレイしているときには、「こんだけ引っ張るんだから、莉都√ではさぞおもしろい伏線回収があるのだろう!」と大いに期待しまくってしまいます。
 で、この期待に対して、莉都ルートは見事に応えてくれました。おもしろかったです。
だから、本編に対する他4人のシナリオの深度が浅かった事も承服できました。
 莉都√は大きくBAD, Normal, Bestの3EDに分岐しますが、正直どのEDも良い締め括りしてたと思います。BADはBADでしたが、「準備はできた。今度は確実に潰す。」の終わり方なんか結構好きですし。
 キャラとしては生徒会長の星華(せいか)が一番のお気に。次に莉都。あとは同着w
でも、星華も莉都も彼女にしたい、とゆーよりは友達に欲しいキャラ。今ひとつ、女性キャラの魅力が立ってない節はありました。(終始、タマは『聖なるかな』のレーメにしか見えなかったですし(^^;)
 見事な莉都ゲーでしたが、全体としてのバランスは良かったと思います。


 イラスト
 背景はとても細かく描かれていましたし、色塗りもしっかりできていてgj
それに対して、立ち絵とイベントのひどいこと・・・もう、惨事。
 背景彩色は丁寧なのに、立ち絵彩色は出来の悪いフィギュアみたいな塗り
表情変化のうち幾つかでマスクが荒れて誰コイツ・・・みたいになっていました。(特に莉都)
イベントCGは半分ぐらいは良かったのですが、え?何それみたいなものもやっぱりありました(例えば和奏のグローブ)
そもそもイベントCGは枚数自体が少なく、ここでCGがあったら盛り上がるのに!とゆーところにまで手が届いていません。
あるいは、一枚の絵を無理矢理に差分で使いまわそうとするのでどうしても違和感がありました。フェラ、一人H、足コキまでを一枚絵で表現されたときは流石に呆れました(・・;
他にも、やはり使い回しが原因ですがテキストと絵が一致していない事が、大事なシーンでかなりあったのは非常に残念でした。
 キャラ原案も背景も良いのに、実際に活用する段階でコケるというのはなんとも、まぁ不運といいますか・・・


 システム
 一般的なADVですが、物語を進めるにしたがって幾つかのアイテムを入手できます。
そのルートで取得したアイテムはその後の周回に引き継がれ、以降のシナリオ分岐に関係します。
このシステムは結構よかったです。とゆーか、むしろ、物足りなかった。もっとシナリオ分岐に関わらせたら、もっと楽しめたのにと思います。
 また物語の進行を直感的に確認できるフローチャート、次の選択肢までジャンプできるスキップが備わっていて、周回プレイにも優しい設計でした。この辺にはかなり助けられました。
 設定や操作性も良好だったのですが、誤字脱字が目立ったこととクイックセーブがなかったことは減点。ちなみに、2,3度バグで動かなくりましたが、、、まぁ不運ということで・・・


 その他
 長さ
 約18時間。ボリュームには満足。
莉都ゲーと言うだけあり、やはり莉都√は他よりも長いですが、納得の長さ。
 展開の上がり下がりがしっかりできていたのでだれることもないでしょうし、最後まで楽しんでプレイできました。

 エロ
 あっぷりけ許すまじ。
 ここまでHシーンを無碍にしたゲーム・・・
まずシーン数が少ない。次に尺が短い。さらにCGも適当(←イラストの項目参照)。
そして何より、付き合ってから早すぎ。これ、全キャラ共通でw
 「好きです。付き合ってください」→「は、はい。よろしくお願いry」→キス「・・ん。」→ディープキス「ん・・はぁ・・ぁ」→えっち「もう我慢できなry」

てオイ・・・
 付き合うまでの葛藤がウソのようなお気軽感・・・なにコレ。

 萌え
 萌えなかったなー。かといってそこまで燃えたわけでもなかったしなー。
感動と爽快感がメインでした。

 笑い
 可もなく不可もなく。パロはほとんどなし。
和奏さんがおもしろ可愛いかった。

 音楽
 ちょっとBGMの力が弱かった。もう少し、場面を盛り上げてくれても良かったと思います。(主に山場とか)。ただ、最後のタマと別れるシーンの挿入歌は良かったです。
 声は、榊原ゆい(星華cv)が際立ってました。やっぱゆいにゃん良ス。
 あと、OPムービーは神月社(バルドとかのOP作ってる。)なのですが、、、その割りには特筆する出来でもなかったですねw


 総 評
 莉都ゲー。(←悪意はない。)
まさに莉都シナリオ一択のゲームでした。それで成り立ってるから上手いと思います。
 しかし、作画の面での失敗が大きいです。もったいない良作殺し。
絵が、せめて平均レベルなだけで確実に良作だったんですが。
 シナリオに関しては楽しめると思うので、絵とHシーンは別に求めてないよって人には・・・ ・・・ って、それラノベじゃねーかΣ(゜◇゜;)


コメント
絵は特定の方向が変だよなw
後パッチあるから、当ててフローチャートを100%にすべし
  • 土地
  • 2009/11/29 12:26 PM
>土地さん

初めは画師が2人いるのかと思いました;
ストーリーは良かったんですがね・・・
パッチは最初にあててたのでOKでした。チャートは見やすくてよかったですね。分岐が多いゲームには是非導入して欲しいです。
  • ひつじ
  • 2009/11/29 10:59 PM
クイックセーブとロードありますよ。
システムの上のショートカットキー表示すると出てきます
  • 2009/12/10 12:13 AM

のわ!気づきませんでした。
すみません。記事本文を訂正しました。点数の方は変更なし、ということで。(デバッグ不足という点が残るため。)
  • ひつじ
  • 2009/12/10 1:31 AM
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