YOU CAN (NOT) ADVANCE.

 
『CUT』8月号表紙は真希波


 「:破」の解禁からぼちぼち1ヶ月が経ち、観た方も結構多くなってきたと思うので、ちょっち感想みたいなものを書いてみます。

ネタバレ全開でイキますので、くれぐれも注意して下さい。


 ※ しつこいようですが、以下は『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』のネタバレを大いに含むことを、理解してください。










 Are You O.K ?









 

 「:序」公開からおよそ2年。
待ちに待ちに待ちに待ちに待った「:破」を観た時、ただもう鳥肌の立つのがひたすら治まらなかった。

 始まる前から、そわそわしていたけれど、画面が暗くなり、マリの息遣いが聞こえだしてしまったら、もう振戦がとまらない。
 「ふわっ!ふわわわっ!!」と叫び、両手をバンバン叩きたいのを堪えるのに必死でした。

 そして、その興奮はEDまで、上がったり下がったり上がったり上がったりしながらずっと続きました。

 アバンで早々に姿を消した仮設5号機には驚かされましたが、それ以上にマリの存在感に圧倒、感動、魅了されました。

 「三百六十五歩のマーチ」を唄いながら使徒迎撃?なんで、それ?軽すぎくない?
しかも、声色にはアスカみたいに強がってる風は全然なくて、本当にリズムをとるように唄い、喋り、舞い、貫く。

 今まででは考えられないキャラ。

 真希波・マリ・イラストリアス

 彼女から「:破」は始まりました。


 昔のドラマCD「終局の続き」で話してた「エヴァが空を飛ぶ(笑)」が実現してしまいました。(正確には「飛んで」ませんが;)
 噂の弐号機登場から、颯爽と使徒撃退。そして、涙が出るほど待ちわびたアスカ来日!!

 使徒の形がどうとか、もういまさら気にならないです。

そんなことよりアスカですよ、そこの人。

 しかも、今回は「加持さんラヴ。」ではなくて、スムーズにシンちゃんルートに入ってきまし・・・た・・・・って、ルートどころかベッドに入ってきましたよ、そこの人!?

 なんですか、あのクソ可愛いアスカは!?どうしたらいいんですか!?

 しかし、そんな悶絶を与えてくれた式波・アスカも、今回のレイには勝てませんでした。


「碇くんといると、ぽかぽかするの。」

ぽかぽかするの、、、ぽかぽかするの、、、ぽかぽかするの、、、


 こんな可愛い綾波に誰がした!?

 責任者出て来よくやった!!


もう、今回の綾波はヤバすぎました。下手っぴな字で手紙とか書いちゃってます。

 綾波ラブです。

皆既日食に向かって叫びたい。

 綾波ラブです。

 そして、そんな綾波を救うために必死で手を伸ばしたシンちゃん。


「綾波ッ!! 来いッッッ!!!!!」



 目頭が熱くなりました。
あの、シンちゃんが。

 綾波を救うために。
「必死になる。」「立ち向かう。」
 今までのシンちゃんにはなかった言葉ですね。まさに、勇気です。

 ひょっとしたら、マリよりもアスカよりもレイよりも感動させてくれたのは、シンちゃんだったかも知れません。

 そうそう、アスカとマリについてももう少し話したいです。

 おそらく今回最大のアスカの見せ場は、例の「ぽかぽか」発言〜参号機登場前のミサトとの会話でしょう。パンフレットで言えばP.18.0あたりです。

 惣流・アスカらしい、直接的なレイへの「攻め」と、式波・アスカならではの、レイへの思いやり。

 本当に、「お前、だれ?」でした。いい意味で。

 ああ、あと「ファースト」「セカンド」って呼ばないんですよね。「えこひいき」と「七光り」でしたっけ?呼びにくそう(笑)

 マリの見せ場といえば、問答無用で「裏コード、ザ・ビースト!!」ですが、個人的には「キミ、LCLの匂いがする。」とか「気持ち、イイッ!!」なんかもツボです。

 綾波とのタッグ戦線も迫力がありました。しかも、最後には綾波がマリを突き飛ばして、一人でっ!!

 あー、書いてたらまた見に行きたくなってきました(^^;

 迫力といえば、今回も、、、いや今回は「:序」以上に戦闘シーンの迫力が凄かった。
上にも書きましたが、飛ぶ弐号機に疾る初号機。参号機は噛み千切られ、零号機は食べられて。ATフィールドはバカみたいにデカく展開されてて、しかもビーストモードがフィールドを喰い破るときました。
 そりゃぁもう、鳥肌なんて引いてる暇ありませんでした。

 もう、書き出したらキリがないですね。1シーンごとに1時間ぐらい話せそうです。DVDが出たら、1日中見ることになるやも知れません笑゜
 本当に、こんな映画、こんなアニメ、いままで見たことがありません。


 最後に。

 大いにこれまでのエヴァを破壊してくれた「:破」。
その解釈と第3・4部の予想が飛びかっています。
 2周目の世界説や、カヲル君の夢説、無限ループ説など多々あります。

 ひつじとしましても、「:序」ならびに「:破」の中に散りばめられたピースに、様々な空想をかき立てられる始末ではありますが、一つ僕の予想として、
「これらに対する解は提示されないのではないか。」ということがあります。

 この映画を「新世紀エヴァンゲリオン」の続編ではなく、「全く新しいエヴァ」として位置づける以上、TV版との接合性を追求する必要はないのかな、と。
 とはいえ、全く無関係というのでは、おもしろくない、見る側も納得がいかないだろう、ならば「解の見えないゴール」へ導こう、というのが庵野総監督なりのファンサービスなのではないでしょうか。そしてこれが、『CUT』8月号で書かれている「庵野さんのサービス精神」であり、「THE END OF EVANGELIONとは違う、開いている終わり方」になるのではないだろうか、、、そんな風に愚考しています。

 とはいえ、『Q』と完結編までのあと2年、じっくりどっぷり脳内で妄想の翼をはためかせて、楽しむのがより良い『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版』の味わい方であると思いますので、僕も遠慮なくそうさせていただきますが笑゜


 最後にの最後に。

 公開日にも書きましたが、僕はこの映画で、特に「声」をオススメしています。
再度、再々度、あるいはもっとかもしれませんが、見る機会があれば、是非とも傾聴してください。
 台詞の端々に微妙なニュアンスの違いが見えてきて、テンションがまたまた上がります。


 最後にの最後にの最後に。

 これでホントに最後です(・ω・;)
DVD出たら絶対買います。「:序」の方も、近いうちに買う予定です。
 なんならBlu-ray環境のインフラ整備まで・・・



コメント
新劇場版:破はまさに“エヴァ世界の破壊者”でしたね。

とくに印象に残ったのはシンジの周りの大人が、彼の成長を許したことだと思います。
特にゲンドウさんは命令違反を犯した息子に嗜めるような言葉をかけ、食事会にまで参加しようとしました。
ミサトさんは覚醒するエヴァとシンジに「行きなさいシンジ君!あなたの自身の願いのために!」と叫びました。
TV版では、この二人の影響によって、エヴァに乗るしかない以外の選択肢が削られていったような気がしますが、新劇場版では彼らこそがシンジの成長を促したように思いました。だからこそグレンラガン張りの熱血シンちゃんが誕生し、過去のエヴァとは一線を画すものになったと考えます。


…つーかギャルゲなら綾波ルート一直線ですが“デレ要素多目”のアスカや“マギ操作時リツコさん以外では初となる眼鏡っ娘”のマリ、そして
“プロポーズとともにフィーナ姫のごとく月からやってきつつ、槍で刺しちゃうヤンデレ要素込み”のカヲル君…
とどんだけフラグ立てるんスか、シンジさん。

  • すでに二回視聴済み第三部長
  • 2009/07/23 1:24 AM
とりあえず相変わらず冬月先生≒洋一なのはおいといて

銀魂のせいで碇ゲンドウ=マダオにしか見えなくなったのが痛かった今日この頃だ…
  • メケモット
  • 2009/07/23 2:27 AM
>すでに二回視聴済み第三部長さん

TV版最終回で「おめでとう!」と祝福したような、シンジを見守る大人たちの姿が、「:破」では印象的でしたね。
そう考えると、TV版最終回でシンジが「破」った殻の外の世界が、この「新劇場版」のイメージなのかもしれませんね。
そんな一皮ムケたシンちゃんが天然ジゴロになってしまったのも頷けますw

>メケモットさん
完全に銀魂の観すぎですw
マダオ×ゲンドウ本でも買いますか??
  • ひつじ
  • 2009/07/25 2:15 PM
破はエヴァらしくない「エンターテイメント」をしてたよな。まあ庵野さんは上げて落とす人だから、まだ先は分からないけど。
後俺はアスカ派なんで、そこんとこよろしくw
  • 土地
  • 2009/07/26 12:34 AM
>土地さん

『Cut』のインタビューでは「庵野監督の自分に対するサービス精神」が「:破」には現れた、とありました。
観客に媚びたワケではなく、庵野さん自身が楽しめる作品を目指したら、ああなったんでしょうね。
 僕も、旧劇場版までは親アスカ派でしたが、新劇場版からは綾波株の上げ幅がハンパないです。あと真希波と(^^;
  • ひつじ
  • 2009/07/27 1:38 AM
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