『さくらさくら』

 まぁ、自分(メーカー)でわかってるのなら、その件↓については特に追求しません。

クリックで拡大


クリックで拡大

※ さくらさくら本編中のワンシーンより抜粋

『 さくらさくら』
製作は‘ハイクオソフト
14ヶ月に及ぶ延期生活の末、2009年6月に発売。

あらすじ
 春。
 桜舞う季節は、出会いの季節。
 芸術の名門校・麟徳学園に、一人の転校生の噂が舞い込んだ。
「2年生の男子で・・・財閥の御曹司で・・・ボクシングの学生チャンピオンで・・・前の学校の総番長らしい・・・」
 噂に尾ひれ背びれはつき物だが、この転校生・稲葉徹(いなばとおる)のひれはすさまじかった。。。
実際の本人は、腰の低い、スケベな、優柔不断の、しかも肋骨骨折で全治3週間の怪我人に過ぎないのだが。
 ともあれ、念願の男女共学生活に徹は胸を弾ませる。
入寮する学生寮はオンボロでプライバシーゼロ、入部希望の美術部は入部試験が必要な超難関クラブで部長・副部長は超コワイ。。。そんなことも未だ知らずに。

 寮に帰れば担任兼寮母の桜奈々子先生が、部活に行けばクラス委員長兼副部長の桐島さくらが。
二人の「さくら」が世話を焼いて、ヤキモチ焼いて。
 優柔不断野郎の愉快で悩める三角関係を描いたラブコメADV。

先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) ○11点  高橋先生に謝れ
 イラスト(/25) ○15点 背景とカットインは◎ 
 システム(/15) △9点  マップアクションもったいない
 その他(/各7) 長さ6 エロ2 萌え5 笑い6 音楽5

 総合 59点


 ストーリー

 ≒めぞん一刻。

もう、その一言で片付くと思います。

 月見荘(学生寮)の住人たちの騒がしさ、図々しさ、キワモノさが一刻館の面々のそれそのまんまで、寮母の奈々子先生のツッコミとか、ヤキモチとかは響子さん(一刻館管理人)のそれそのまんまです。 主人公の優柔不断なとことかも、まんまですし。
 ただ、『めぞん一刻』の場合は、そんなドタバタの末に、五代くん(『めぞん一刻』主人公)は成長し、遂にはかの名シーン「一日でいいから、私より・・・」に至るワケですが、『さくらさくら』は『めぞん一刻』のシナリオから、その感動部分を差し引きしたシナリオだと思ってください。

 ・・・わかりますか。
笑いだけが残るんですね。

 そう、、、とても残念ですね。

 確かに、コメディ部分、ニヨニヨ部分はよく出来ていましたが、肝心のストーリーがへちょいです。
二人のさくらに好かれる理由もよくわからないですし、主人公は最後まで優柔不断でしたし、おいしいサブキャラ活かせてないですし、個別入ってからは単なるイチャラブで笑いも減ってイライラしてくるしで・・・

 なんでこれを作るのに延期×8したんだ?え、オイ?

と、紳士な態度で聞いてみたくもなります。
 プレイし終わったとき、何も残らないんですよね、心にも頭にも。中身がない、と言いますか。
 
 あと、「二人のさくら」ストーリーをクリアすると、サブキャラたちの間での三角関係シナリオが追加されるのですが、こちらの方がまだましでした。ただ、あくまでサブのシナリオでしかないので、それをメインに評価はできないです。


 イラスト
 作中、美術部が登場しデッサンについて語ったりするだけあって、背景はよく描けてます。
細かいところまで丁寧な良い仕事です。
 ただ、肝心の人物画に問題があります。
 まずもってバランスが変。体のパーツバランスがおかしいです。首、ライン、シルエット・・・これは、「画師の味」とは言えんのではなかろーかってレベル。
 次に服装が変。さくらの着てる服が、、、うん、なんとも変なんですよ。授業参観のお母さんみたいな;何歳やねん、ってゆー。あと、晶もね。もう当然過ぎるけど;
 そして、立ち絵でもイベントCGでも目パチと口パクが実装されているのですが、Hシーンでの口パクに激しく違和感を感じました。普段の会話では、何も思わなかったのですが、喘ぎとか叫びとかのシーンで体はぴくりとも動かずに、口だけパクパクと動いてるのを見ると、少し萎えるというか気持ち悪いというか。不自然でしたね、あれは。
 一方で、マスク(表情)やカットインは豊富且つ効果的に使われていて楽しかったです。
特に、表情の方ですね。地の文がない、会話だけのテキストだけに、登場人物の感情を読み取るのに表情の変化はかなり重要で、その点多彩なマスクは十分作用していたと思います。
 『さくらさくら』では、絵はあくまでストーリーの補助的なものでした。


 システム
 「奈々子→徹←さくら」というメイン三角関係と「くるみ→直樹←晶」というサブ三角関係があり、メイン攻略後にサブ解禁という形をとっています。また、サブシナリオではメインの主人公・徹に立ち絵とcvがつきます。
 「三角関係」をテーマにしたゲームなので、2人分の三角関係を用意したのはおもしろいのですが、メインとサブで直樹の性格にやや違いがあったのが気になりました。そーゆの統一してほしかったなー、という。
 また、ADVパート以外にマップアクションというパートがあり、月見荘内を自由に移動できるアクションが、所々挿入されます。
 が、正直活かしきれてなかったように思います。
何処に行けばいいかは、全て指示が出されますし、マップアクションで好感度が変わることもほぼないですし。使おうと思えばもっと使えたであろうシステムだけに残念です。
 あと、イラストのとこでも少し書きましたが、テキストは全文セリフ(Hシーン除く。)。地の文はHシーン以外出てきません。それでも、理解に苦しむことなくプレイできたのはよくセリフが練られていたことと、表情の多彩性によるところでしょう。
 操作性は良好。
というか、最近のゲームは大概操作しやすいですね;
 あ、そうそう、バックログ画面だけ何故か明朝フォントで、すごく見にくかったので減点1。


 その他
 長さ
約18時間。
結構かかりましたね。自分でもびっくりです。そんなにプレイしてたつもりはないのですが。
とゆーことで、長さを感じなかったということは丁度いい長さだったのだろうと信じての高評価です;

 エロ
 びっくりするぐらいエロくない。
なんでこんなにエロくないのか、本当にびっくりです。
 Hシーン自体は各ヒロイン×2〜3回ぐらいあったと思うのですが、、、1回としてエロッ!これエロス!!と思いませんでしたね・・・
 そして、コンプリート後のおまけストーリーは絶対ハーレムシナリオだと思い込んで頑張ってた僕の青春を返して下さい。あんな屁みたいなオマケいらんですけん。

 萌え
 そこに青山ゆかりがいるよ。
それだけでもう十分だよね(><)b

 笑い
 これ、これだけですよ、このゲームは。
ストーリーはめぞん一刻の強劣化版ですが、笑いに関していえば、微弱〜弱劣化で済んでいます。(←誉め言葉。高橋留美子先生の弱劣化というのは、一般的に言ってハイレベルです;)
 大爆笑、というのはあまりありませんが、台詞回しの妙などに思わず笑ってしまいます。

 音楽
 BGMは結構よかったです。雰囲気出してましたね。
OPは、タイトル画面でも流れるのでかなり耳に残ります。良いですよ。逆にED曲は全く記憶になし。
 特筆はくるみcvの榊原ゆいにゃん。
アルマジロの高田さん(ペットに「さん」付けする辺りもめぞん一刻ぽい。)のcvも併役しているのですが、高田さんの声がウマすぎです。ぱっと聞きでは、まさかゆいにゃんとは思えません;


 総 評
 中身のない『めぞん一刻』18禁ゲーム。
ホント中身ゼロゲー。
 おもしろいですが、おもしろくないです。笑いはあるんですが、物語としてのおもしろさはなし。
そして、エロくない。
 オススメしないゲームです。回避して下さい。

 た・だ・し、ゆかり教育課程の方は、全力でプレイしましょう。
クーデレさくらは可愛いすぎます。

 瞬萌殺!!


コメント
コメントする








   

profile




selected entries

categories

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>

archives

recent comment

  • JAM Project LIVE TOUR 2016 〜AREA Z〜 @大阪
    ひつじ
  • JAM Project LIVE TOUR 2016 〜AREA Z〜 @大阪
    第三部長
  • 『恋する乙女と守護の楯〜薔薇の聖母〜』感想(ネタバレ容赦なし)
    ひつじ
  • 『恋する乙女と守護の楯〜薔薇の聖母〜』感想(ネタバレ容赦なし)
    ひびき
  • 『恋する乙女と守護の楯〜薔薇の聖母〜』感想(ネタバレ容赦なし)
    ひつじ
  • 『恋する乙女と守護の楯〜薔薇の聖母〜』感想(ネタバレ容赦なし)
    ユーリー
  • 水樹奈々 大いに唄う 四
    ひつじ
  • 水樹奈々 大いに唄う 四
    呑ま部長@大雪の被災者
  • THE STRONGER'S PARTY @神戸ワールド記念ホール
    呑ま帝王@ボジョ
  • THE STRONGER'S PARTY @神戸ワールド記念ホール
    ひつじ

search this site.

others