『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』


 最近やったゲームのコーナー。ドンパフ、ドンパフ。



 はぁ、ねむい・・・(現在、朝5時34分;)



 『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』
製作は‘
2006年6月発売。

あらすじ

 幼い頃から目を患い光を失っていた少年・弘瀬琢磨は、父の仕事の都合で叔父のいる田舎に預けられることになった。
 都会とは全く異なる環境に戸惑いながらも、明るく優しい友人に囲まれ、楽しい生活を送れるはずだった・・・
 しかし、そこには田舎特有の閉鎖的な社会があり、子供たちの間にも「いじめ」という形で明確に存在していた。
 「神よ、私がどうしようもなく辛かった時、なぜ私とともにいてくれなかったのか」と、
人生をなし終えたある男が神に尋ねた。
神は答えた。
 「私の大事な子供よ・・・私はいつでもお前とともにいた・・・」

 なにもない田舎で、確かに得た安らぎ。緩やかな時とともにあった優しさが、少年を包み込む。

 ケロQの姉妹ブランド・枕としての処女作。ジャンルはノベルアドベンチャー。


先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) ○16点 アフターは◎
 イラスト(/25) ○15点  背景としては◎
 システム(/15) △9点  全画面テキストが;
 その他(/各7) 長さ4 エロ3 萌え3 笑い3 音楽7

 総合 60点


 ストーリー
 主人公は田舎に1ヶ月ほど滞在した後、また都会に戻るのですが、この1ヶ月を「過去編」とし、成長してから田舎に戻ってヒロインと再会する「再会編」、そしてヒロインとの同棲生活を描く「アフターストーリー」の3部に大きく分かれます。

 過去編は苦痛でした・・・(遠い目

 主人公やヒロインに迫る「いじめ」の描写も苦痛でしたが、テキストの癖になれるのに苦労しました;
 まず基本として、地の文が異常なほど少ない。
全画面テキストなのですが、全画面すべて会話文のみ、ということも普通にありました。
 そして、台詞がまどろっこしい。
子供ならではの舌足りなさを演出しようとしたのか、地の文を減らすための工夫なのかわかりませんが、台詞の中に場面解説を無理ムリねじ込むのはやめて欲しいです;
 最後に、繰り返しが多い。
演出として、同じ文章を繰り返すことが多々あったのですが、すべてCan'tSkipでした・・orz
システムの問題かもしれませんが、物語に及ぼす害悪この上なし#
 これら3点が各々主張しあって、非っ常に座り心地の悪いテキストでした。
 ストーリーそのものの感想としては・・・うん、いじめよくない。

 再会編は短いです。

 EDとHのためだけにあるといってもいいですが、決して適当なつくりではない、むしろ冗長にせずさっぱりと切り上げた点に好感です。
 また、過去編とは打って変わって、詩的な台詞、幻想的な情景描写が場面を引き立てており、とても心に響くストーリーです。

 アフターをメインです。

 すべてがアフターのためにあったんじゃね?って思えるw
もちろん本シナリオは再会編で完了し、伏線も(ほぼ)回収されるのですが、キャラを最大限に活かしたアフターがなかったら、このゲームは危うく駄目ゲーじゃね?ってぐらい重要。
 中でも、一番初めに攻略することになる小日向はやみのアフターは秀逸。ストーリーも台詞も、並大抵のレベルではありません。このはやみアフターだけは、確実にプラチナ殿堂入りクラスでした。

 物語全体を通して。
 なかなか良かったと思います。
過去編の起伏にもっと強調して描けていれば尚良し、といったところです。
ヒロイン別で言えば、はやみ>>>>ひなた>(壁)>音羽。
 いろんな意味ではやみが圧倒的です。


 イラスト
 ケロQくさいなーと思ってたら、姉妹ブランドだったというオチ。
 ケロQの絵はあんまし好きではないので既に若干アウェイなのですが、そんな逆贔屓目を差っぴいても、CGの少なさは目立ちます。差分もあんましないですし、また立ち絵の種類も多くないです。特に、服は「毎日同じ私服 or 休みでも制服」という感じでした;
 そして、イラスト最大の失敗は過去編のキャラの描き方。
全員制服を着てる上に、頭身もそこそこあるので、2周目入るまでは小学生(たぶん。)とはわかりませんでした。普通に高校生に見えます。 そのせいで、かなりやってる事と年齢に違和感も感じてました。体育がドッジボールて・・・休み時間にかごめかごめて・・・(笑゛
 ただ、作品のテーマにもなっている光の演出は良かったと思いました。
 また、1枚絵として鑑賞するようなイラストではないですが、全画面テキストの背景としては、かなり秀逸ではなかったかと。BGMと相まって、雰囲気作りには大きく貢献していました。


 システム
 全画面テキスト。
ノベルゲームにも属してるので、これは仕方ないんでしょーが、初めはやはり戸惑いましたね。久しぶりですから。ひぐらし以来?
 テキスト背景は50%ぐらいの透過ウィンドウですが、前述のとおりの素晴らしい背景を殺すことなく、且つ明確に読むことが出来て良かったです。
 Blindness Effect。
Onにすると、CGが白黒になります。
主人公が盲目で、視覚以外の感覚で辺りを認識することは出来るが、色だけは想像すらできない、という設定をプレイヤーにも体感してもらうためのシステム。
盲目というわりには、はっきり見えすぎている(白黒とはいえ。)ので、やるんならもっと見えていないエフェクトにしてもよかったんじゃないかと。
 マウスコントロール。
設定の変更は不可。そのわりに、ウィンドウを消すコントロールができなかったのは、メーカーも背景としてのイラストを自認しているということでしょうか。
また、バックログ時には誰の台詞か全くわからなくなってしまうのも困りモノです。


 その他
 長さ
 12時間。結構短い。
ストーリー面でもう一歩踏み込む余裕はあったと思います。
 やはり最低でも15時間は楽しませてもらいたいです。

 エロ
 声がエロい。
CGはそんなにですが、風音&一色ヒカルというツートップが流石の名演技で、めちゃんこエロい喘ぎ声を出してます。
嬌声と名前を呼ぶぐらいのことしかしないのですが、それだけでかなりエロい。
ただし、音羽アフターでハーレム伏線張りまくっといて、結局ヤらなかった罪は重い。

 萌え
 はやみに萌え。
うん。はやみは可愛い。
 如何せん、他のヒロインが・・・うーーーん、萌えかーーー

 笑い
 笑かせようとしてる箇所は多いのですが、結構滑ってます。打率はイチローぐらい。
闘神3、プリフロ、LaBと今年笑い倒してきた身としては、ちょっと物足りませんでした。

 音楽
 このゲームに満点をつけないで、どのゲームにつけるか、ってぐらい良い。
「ちょ、これフリー音源じゃねww」ってゆー様なBGMもあるにはありましたが、それはそれで場面に合っていましたし、なにより良い曲が本当に良くて、そんな瑣末なこと気になりません。
 cvも風音さん(和泉真優名義)、一色ヒカルさんという鉄壁の布陣を配し、負け知らず。
特に風音さん演じるはやみは凶悪に可愛く、美しいです。短く、韻を踏んだ言葉の繰り返しが、心を打ちます。声で泣ける;;


 総 評
 はやみが圧倒的なゲーム、色々と。
シナリオ、アフター、可愛さ、声。どれをとっても素敵に無敵です。
 ゲーム自体は、ノベルゲームとして楽しむべき。
アドベンチャー度はかなり低めです。そう見れば、評価もそこそこ高くなるんですけどね。
 まぁ、総まとめ的なことを言うとすれば、


 いじめよくない。



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