『こんねこ』

近所のスーパーでL寸玉子10個55円のタイムセールがありました。

夏コミ以来の戦場でした。。。

主婦パワー恐るべし。。。

むしろ、準備会による抑えがない分、主婦の方が危ねぇ・・・

あれバーゲンとかだったら、もっと激戦なんでしょうね・・・

コミケで人海の怖さを知り尽くしたつもりになっていましたが、、、やはり世界は広かったみたいです。

『こんねこ〜She continues him loving him over and over again.〜』
製作は‘ま〜まれぇど
2004年10月発売。

あらすじ。

幼馴染・訪花の病名は「リセット」。
「一定期間毎に記憶が失われる」
医師も理解できないその症状に、従兄・有羽と彼女の姉・瑞葉が勝手につけた名前。
いつ記憶がなくなってもいいように訪花は、その日の出来事をメモ帳に書き残す癖をつけていた。
大好きな有羽のこと、姉のこと、クラスメイトと話したこと、仲良しの真奈と昼食を食べたこと、街でガラス細工を売る菜子に出会ったこと、お隣の七海と有羽と瑞葉と4人で晩御飯を食べたこと・・・
たくさんの楽しいことがメモ帳に書き綴られていく。
「ずっと、こんな風に楽しい毎日が続けばいいのに。」
誰もが、そう願うのは、みんなそれが現実には叶わないことをわかっているからなのかも知れない。


先に、簡単に評価だけ。

 ストーリー(/25) ○12点
 イラスト(/25) ○18点
 システム(/15) △9点
 その他(/各7) 長さ6 エロ3 萌え7 笑い5 音楽5

 総合 65点


 ストーリー
 ゲーム出だしのシステム説明画面で「メインヒロインの訪花です♪」とか言っちゃってますが、どう考えてもメインヒロインは七海な件・・・
七海は大金持ち帰国子女で有羽のことを「お兄ちゃん(はぁと」と呼び慕います。有羽の方は七海と初対面と思っているのですが、どうやら過去に面識があった様子。七海は有羽の家(であり訪花・瑞葉の家)の隣に引越してきて、毎日毎日騒がしいです。
 七海ルートは完全にシスプリです。
 頭と発育が悪い咲耶さんだと思ってくれればいいです。とっても「お兄ちゃん(らぶ」な子です。

 べ、別に妹だからメインヒロインって言いたいんじゃないんだからねっ!!

 いや、ほんとに。
 タイトル「こんねこ」の意味がわかるのも七海ルートだけですし、ルート後にTrue EDがあるのも七海ルートだけです。
 なんだか、とっても「メインヒロインの訪花です♪」が空しく聞こえます(涙

 そして、有名無実メインヒロイン訪花よりさらに可哀そうなのが、姉・瑞葉と菜子。
瑞葉は有羽や訪花の通う学校の教師で、親のいない2人の面倒をみています。口が悪かったりデコピンで人を宙に舞わしたりできるけど、めちゃええ人。
 瑞葉ルートは、有羽と瑞葉が付き合いだしてすぐにまた訪花のリセットが起こり、その原因を自分だと責める瑞葉の苦悩が描かれるシナリオです。
が、完ッ全に訪花に食われてます。訪花シナリオの布石、あるいはオマケにしか見えません。
 「ああ、訪花を選ばなかったらこうなるんだね。へー。」 
という、あくまで訪花中心の視点でしか見られません。とっても残念なルート。
 菜子は、これまた「実は昔出会っていた」属性。
そして、最も独立したキャラです。他のルートやキャラとの絡みが最も少ないので、菜子ルート以外では菜子は消失現象を起こします。
 そういう意味で、菜子ルートは一番先に処理しておいて正解でした。後に回すと、物語の中核に近づけないもどかしさにCtrlを押しっぱなしたでしょうから(笑゛

 残る真奈ですが、この子も「実は昔出会っていた」属性。なんじゃそら。
シナリオは、訪花の「リセット」の話と真奈の家族問題が見事なハーモニーを奏で・・・損ねたシナリオ
 二兎追うものは以下略な運命です。

 全体的に甘い。ヌルい、と言ってもいいでしょう。
着眼点、というか発想自体はおもしろいのですが、それをシナリオに活かしきれていません。加えて、纏め上げきれていません。「隙が多い」物語になっています
 キャラクター達の魅力は十分に高く、かつ飾らないストレートな台詞は心に訴えかけるものがあるので、もう少し丁寧にシナリオを練り上げれば良かったのにな、ともったいなく思います。

 ま、ブランド処女作ということで、このあたりが適当なレベルなのでしょう。

 イラスト
 これは賞賛に値すると思います。典型的ないわゆる萌え絵に、当時はジャケ買い・パケ買いした人も多かったでしょう。
原画はみけおうさん。最近、ちょこちょこ聞きますね。ダ・カーポのイラストを手伝ったりもしているらしく、特に訪花なんかにはその雰囲気がモロに出ています。
 立ち絵が豊富で、キャラが活き活きと見えます。また、昼間・夕暮れ・夜と時間ごとの光の変化が立ち絵にも反映されているのがスゴイなと思いました。
 ただ、イベントCGが極度に少なく、かつキャラアップ以外のCGでは構図崩壊を起こしていることから、背景込みのスケッチがめちゃ苦手なのがわかりすぎて痛いくらいにわかりました。
 たぶん、みけおうさん本人も見直したら悶絶するでしょうね(笑゛

 システム
 ホイールがバックログにのみ対応、ということで行送りはEnterか左クリックです。個人的にこれは嫌いです。
 また右クリックがシステム呼び出しに固定というのも、嫌いです。多くのゲームが、左は「キャンセル」もしくは「ゲームに戻る」を指定していて、僕もそれに慣れているので。
 もう少し、自由度が欲しかったですね。
 分岐は「放課後どこ行くシステム」。
 一応選択肢もありますが、たぶん殆どがどれを選んでも影響なしの選択肢です。「放課後どこ行く」でほぼ決定でしょう。
 単純にストーカーしてれば、自動的に攻略できます。

 その他
 長さ

 15時間弱。共通全体、トキメキ期間(付き合う前のことw)、いちゃいちゃ、問題発生〜解決、そして個別全体のいずれも適切な長さだったと思います。変にぐだぐだせず、しぱっと終わりましたし。
 予想外だったのが瑞葉ルート。オマケに近い扱いと踏んで、最後に回収しに入ったらがっつりルートだったという罠・・・
 普通あのキャラはオマケだろ。。。実際、訪花に食われてるしw

 エロ
 昔のエロい人は言いました。
 「量より質」
 と。

 萌え
 なんか久しぶりに・・・ってか初めてじゃね?萌え満点って(笑゛
 全キャラ萌えます。
 メインヒロイン(自称)訪花は「ふみっ!?」とか「み〜?」とか叫ぶし、「ガーン!」とか「ガガーン!」とか口で言ってて正直ちょっとウザいですが、1時間もプレイすると、訪花ドラッガーになってしまいます。萌え萌えです。八重歯がかわいいです。萌え萌えです。
 メインヒロイン(正式)七海は今すぐにでもシスプリに参戦できます。「大丈夫!北都南さんのcvだよ。」とパッケージに帯を巻いてあげたいくらい妹を熱演。萌え萌えです。「お兄ちゃん(ウットリ」。萌ヱ萌ヱデス。ハァハァ
 姉キャラ瑞葉。「何回忘れたっていいよ。何回でも挨拶してあげるから。」めちゃええ姉ちゃんや。(T0T)
 不思議眼鏡、真奈。端的な表現は綾波。
 「題名 さっきの続き
  本文 愛してます、有羽」

 個人的にこのゲーム最大のダメージを負ったシーン。部屋の中を深夜に悶絶前転してしまいました。
 菜子のフルネームは悠木菜子。だから呼び名はキナコ。「へあっ!?」とか言うし、基本有羽のこと邪険にするけどあからさまに照れてるし、すぐにピコハンで連撃するけど・・・そんなん全部ひっくるめて、可愛ええ。「こんねこ」で最も愛すべきキャラ。髪型がちょっと可憐っぽい。
 ツンデレがいないゲームというのも何やら久しぶりな気もしますな〜。たまには良いモンですw

 笑い
 ややパロあり。が、基本的にネタが古い・・・2004年発売ですが、80年代出典の元ネタが散見しました(笑゛
 突っ込み担当の主人公が過労で倒れるんじゃないだろうか、というくらい周囲にボケ要員がそろっています。
 爆笑モノではないですが、よくツボを押さえた笑いにグッジョブb

 音楽
 OP,EDともに榊原ゆいにゃん。
 OPもいいですし、挿入もタイミングが良いです。BGMも可愛いです。
 問題はSE。
 あきらかにおかしい効果音がつかわれていることがチラホラとあり気になりました。あと、Hシーンの効果音ですが、エロさ追求のためにグチュ音ヌチュ音を入れていましたが、、、正直、萎えます。
 ヌチュというか、「ねちゃ」の様な音で糠(ぬか)を揉んでるような音でしたし、しかもそれがエンドレスで入ってくるので、どうにもこうにも・・・
 まぁ、それはエロの方で減点してるので良しとしときましょう。 


 総 評
 プロローグゲーム。
 登場人物が出揃うプロローグが3日(5日だっけ?)あるのですが、そこでプレイは終わらすべき。プロローグだけで、そこそこ笑えて感動できて萌えれます。最後まで行くと株価は下落してしまいます。(たぶん瑞葉あたりが最安値w)
 体験版がどこまでプレイできたのかは知りませんが、もしプロローグだけなのだとしたら、とんだ釣りゲー。
 けれど、バランスの観点からいえば高品質といえます。
 泣き・笑い・萌え(エロ)が程度良く融合していますので、ブランド処女作としてはまずまずといったところではないでしょうか。
 ストーリーがもっと確立できれば文句なしの良作でしたね。


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