AQUANAUT’S HOLIDAY をプレイして。

唐突にですが、『アクアノートの休日 』というゲームをご存じでしょうか。

いや、エロゲではありません。
ギャルゲでも、ないです。
 
PS 用の海洋探索シミュレーションゲームソフトです。

潜水艦に乗り、ただひたすらに海中を散策し、海洋生物の図鑑を埋めていくゲーム。 そこに、物語はなく、終わりも始まりもプレイヤー次第という、90年代発売にして既に「スローライフ」を体現していた、恐るべきゲームでもあります。 とりわけ『アクアノートの休日2』は、初代プレステにして、驚くべきグラフィックを実現し、名作との呼び声がごく一部で非常に高い作品です。 無論、ひつじもこの『2』の大ファンで、攻略本の名を借りたグラフィック写真集は未だに本棚の、すぐ手の届く所に保管されています。

 

さて、前置きが長くなりましたが、お話は本シリーズ第3作目にあたる『AQANAUT’S HOLIDAY』についてです。

 

 

『AQANAUT’S HOLIDAY〜隠された記録〜』 PS 3 ソフト。

2008年9月発売。

 

今更ではありますが、先日安く手に入ったので、プレイしてみた。

さすがのPS 3クオリティ。グラフィックスは、過去2作に対して圧倒的で、光線の揺れ方など、実写と言われても信じられるほど。

 

しかし、それはそれとして、プレイした人の大半が「え?!」と思ったであろうことは、、、

 ストーリーがある…だとぅ Σ(°□° ;)

 登場人物がいる…だとぅ Σ(°□° ;)

 ゲーム性があること…だとぅ Σ(°□° ;)

だったはず。

 

あの、漫然と海中を漂うだけのアクアノートはどこに行ったのかと。

もちろん、そうしたければ、いつまでもクラゲのように漂っていて構わないのです。ゲームオーバーがないことには変わりないのだから。

けれど、ストーリーがあれば、それを追いかけたくなるのが世の常、人の常。

海域を隅から隅まで、虱潰しに探索するより、ストーリーを追うあまり次の海域へ次の海域へと急いてしまう無情さよ。

スローライフなアクアノートはどこに行ってしまったのか……

 

ところで、このゲームの完全攻略は、やはり図鑑制覇になるのですが、、、

『2』では、図鑑に微生物も登録する必要があり、なかなかの鬼畜度でした(←嬉々として)。

一方、『3』は閉ざされた環礁内がマップとなるので、ジンベエザメやメガロドンといった大型魚、回遊魚との遭遇率がかなり低く、辛抱強く待ち焦がれる必要があります。

凶悪だったのは、歌う魚の攻略。 マップ中に、シグナルを発する魚がおり、これと同じシグナルを入力することで、話を進めたり、イベントをこなすことができます。ストーリーを進めるだけなら、レベル5程度で十分なのですが、すべてのイベント解放には、レベル20を各魚で達成する必要があり、すべて達成するには1300回もシグナルゲームを消化しなければならないという・・・もはやWikiなしでは、あまりにも労力がむだ。とゆーかWikiがあってもやりたくない作業ゲー。

また、特定の条件下でのみ出現する「惑星」などは、ドルアーガの塔のような難解さ。条件の特定とか、一般プレイヤーには絶対無理です。いやまぁ、そもそも、海洋探索ゲームなんぞ無為に時間を過ごすための作品なので、そういったら身も蓋もなさそうだけれど、やはり制作側から提示されるのは何か気持ちわるい。 最近話題の、ドラクエ11の公式縛りプレイ然りか。

 

とゆーわけで、グラフィックの向上は素晴らしいんだけど、どうも過去作のような中毒性(いつでもやめれて、いつでも再開できるからこその、中毒性!嗚呼、この倒錯よ!)がなかったのでした。

残念ゲー。


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